三宅島と八丈島の違い|台風の実績と、便の止まりやすさ
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過去30年の接近実績と、島に着いてからの移動のしかたで比べます。
先に結論
過去30年の実績では、接近が多いと判定された日数は八丈島のほうが5日多い結果でした。114km しか離れていないため、台風そのものの条件はほぼ同じです。
違いは空港の使い方に出ます。三宅島は調布飛行場から小型機で約45分、八丈島は羽田空港から約55分です。羽田便と同じ感覚では考えられません。
- 接近の実績 … 八丈島が5日多い
- 三宅島 … 調布からの小型機と、竹芝からの夜行船
- 八丈島 … 羽田からの空路と、竹芝からの夜行船
接近実績を並べる
1996年から2025年までの30年分について、台風の中心が各地点から半径300km以内に入った日を数えたものです。共通の4月〜10月の214日を4段階に分けています。
「最多」と判定された日は三宅島が0日、八丈島が0日でした。接近が最も多かった月は、どちらも9月(三宅島28日・八丈島38日)でした。
| 行き先 | 最少 | 少 | 多 | 最多 | 接近日数(年間) |
|---|---|---|---|---|---|
| 三宅島 | 147日 | 48日 | 19日 | 0日 | 111日 |
| 八丈島 | 140日 | 50日 | 24日 | 0日 | 127日 |
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小型機と大型機で条件が変わる
三宅島へ入る新中央航空の小型機は、大型機より気象条件の影響を受けやすい機材です。八丈島の羽田便と同じ感覚では考えられません。所要時間の短さは、就航のしやすさとは別の話です。
一方、三宅島の船は毎日運航で所要が約6時間半です。八丈島の船(約10時間・1日1便)より条件がよく、空路が止まったときの代替は三宅島のほうが取りやすい構成になります。
- 空路が止まったときの代替 … 三宅島(船が毎日ある)
- 移動時間の短さ … 八丈島(羽田から55分)
- 出発地の便利さ … 八丈島(羽田)/三宅島は調布
三宅島だけにある条件
三宅島は活火山の島で、火山ガスの状況によって立ち入りが制限される区域があります。台風とは別に、現地で行ける場所が変わる要素があるという点が他の島と違います。
八丈島は「最多」と判定された日が0日、三宅島は0日でした。どちらも南の島々に比べれば落ち着いた水準です。
4段階は接近した日数の多さを表すもので、台風1つあたりの影響の大きさを示すものではありません。
どちらを選んでも、時期のほうが効く
2つの差より、いつ行くかのほうが接近実績に大きく効きます。日程に融通がきくなら、行き先を選び直すより時期をずらすほうが確実です。
なお、これは過去30年の実績であり、特定の年の予想ではありません。