飛行機は飛んでも船が止まる|八重山の離島航路と欠航
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石垣島から竹富島・西表島へ渡る高速船は、飛行機とは別の理由で止まります。
船は飛行機とは別の判断で止まる
八重山の離島めぐりは、石垣島を拠点に高速船で竹富島・西表島・小浜島・黒島などへ渡るのが基本です。ここで見落とされがちなのが、飛行機が通常どおり運航していても、船だけが欠航することがあるという点です。
高速船は小型で、風だけでなく波の影響を受けます。台風が直撃していなくても、離れた海上の台風が生んだうねりが届いて海が荒れることがあります。空港の状況と海の状況は別なので、飛行機の運航状況だけを見ていると判断を誤ります。
同じ日でも航路と船種で分かれる
運航の可否は、航路ごと・船種ごとに分かれて発表されます。実際の運航状況を見ると、同じ日に「高速船は運航、貨客船は運休」「この航路は運航、別の航路は海上時化のため欠航」といった形で示されています。
とくに波照間航路は外洋に出るため影響を受けやすく、他の航路が動いていても欠航することがあります。「船が出ている」という情報を、自分が乗る航路のことだと早合点しないでください。
運航状況は各社が当日の朝に更新しています。前日の情報で判断せず、出発当日に必ず確認してください。
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欠航の基準は公表されていない
「波が何メートルで欠航」という数値基準は、船会社から公表されていません。運航状況のページにも、欠航の事実は書かれていても判断基準の数値は示されていません。
実際の判断は、波高・風速・うねりの向き・潮位・船種などを踏まえた運航者の判断によります。したがって当サイトでも、「この時期の欠航率は何%」という数字はお示しできません。出せるのは、台風がどの時期に接近していたかという実績だけです。
接近が多かった時期
石垣島に台風が接近していた日数を月別に見ると、9月が最も多く、4月はほとんど実績がありませんでした。海が荒れやすい時期の目安になります。
ただしこれは台風の接近実績であって、船が欠航した記録ではありません。台風が接近していなくても、うねりで欠航することはあります。
日帰りの計画で気をつけること
離島航路で最も困るのは、行きは渡れたのに帰りが欠航して戻れなくなる状況です。竹富島や西表島には宿泊施設がありますが、繁忙期は空いているとは限りません。
- 帰りの便に余裕を持たせる(最終便の1〜2便前を目安にする)
- 翌日に飛行機の予約がある日は、離島への日帰りを避けるか、石垣島側で過ごす
- 海が荒れそうな日は、石垣島内で完結する予定に切り替えられるようにしておく
- 宿を石垣島に取っておけば、渡れなかった日も宿泊先を探さずに済む
この記事の運航に関する記述は、石垣島発の離島航路を運航する各社が公表している運航状況ページの記載内容にもとづいています。