台風避けトラベル

過去の実績で調べる、旅行先の台風リスク

台風シーズンでも落ち着いていた旅行先は?11地域を同じ条件で比較

11の行き先を同じ物差しで並べ、接近の実績が少なかった場所を探します。

先に結論

4月〜10月で揃えて比べると、接近実績が多い日の割合が最も低かったのは伊豆大島、最も高かったのは宮古島でした。同じ日本の島でも、両者の差は小さくありません。

とくにセブ島・サイパン・グアム・八丈島は、他の地域で「最多」と判定される水準まで接近実績が積み上がった日が、過去30年で1日もありませんでした。

比較の条件をそろえる

行き先ごとに対象期間が違うため、そのままでは比べられません。日本の島は海水浴シーズンの4月〜10月、海外は台風シーズンがずれるので通年で集計しているためです。

そこでこの記事では、全地域が共通して持つ4月〜10月だけを切り出しています。どの行き先も対象は214日で、判定の基準も全地域で同じです。

接近日数を地域間で単純に比べないでください。対象期間の長さが違うと、期間が長い地域ほど日数が多く見えます。

接近実績が多い日の割合

4月〜10月の214日のうち、4段階で「多」または「最多」と判定された日が占める割合です。低いほど、その期間に台風接近の実績が少なかったことを表します。

セブ島0.0%サイパン6.1%グアム6.5%伊豆大島8.9%八丈島11.2%屋久島14.0%台湾16.8%奄美大島18.7%石垣島22.4%沖縄本島23.8%宮古島27.1%
4月〜10月の214日のうち「多」「最多」と判定された日の割合(1996〜2025年)。出典:気象庁ベストトラックを当サイトが集計。

行き先ごとの内訳

同じ214日を4段階で分けた日数です。数字はいずれも過去30年の実績で、特定の年の予想ではありません。

行き先 最少 最多
セブ島 196日 18日 0日 0日
サイパン 175日 26日 13日 0日
グアム 174日 26日 14日 0日
伊豆大島 158日 37日 17日 2日
八丈島 140日 50日 24日 0日
屋久島 138日 46日 22日 8日
台湾 129日 49日 31日 5日
奄美大島 134日 40日 19日 21日
石垣島 100日 66日 32日 16日
沖縄本島 105日 58日 38日 13日
宮古島 103日 53日 41日 17日

海外の行き先を読むときの注意

この比較は4月〜10月に揃えたものなので、その期間の外に台風シーズンがある行き先については、実態より落ち着いて見えます。

とくにセブ島は、4月〜10月では接近実績が最も少ない行き先ですが、実際に接近が集中していたのは12月でした。日本の常識とは時期がずれるため、比較表の順位だけで判断しないでください。

各行き先のページでは、その地域の実際の対象期間(日本の島は4月〜10月、海外は通年)で日別のカレンダーを見られます。

行き先を決めたら日別で確認する

この記事は月より粗い「行き先どうしの比較」です。行き先が決まったら、それぞれのページで日別のカレンダーを確認してください。

ただし日ごとの細かな差は偶然によるところが大きいため、週や月の単位で時期を選ぶ目安としてご覧ください。

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